たいちの徒然日記たいちの徒然日記

元新聞記者むくぎ太一が
日々のできごとを
ホンネでつぶやきます

2020年10月22日(木)

2025年春 広島駅が生まれ変わります 路面電車は環状線に 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)

こんにちは、広島市議会議員(安佐南区、自由民主党)・むくぎ太一(椋木太一)です。

広島市は現在、市内中心部の再開発計画が進んでいます。

主なものに、①中区基町地区でのサッカースタジアム建設②スタジアム建設に併せた旧広島市民球場跡地と広島城周辺の一体的な再開発③商業施設が集積している紙屋町・八丁堀周辺の再開発④広島駅とその周辺の再開発ーーが挙げられます。

サッカースタジアムは2024年3月の利用開始を目指しており、今年10月22日から事業者の入札が始まります。いよいよ、事業が本格的に動き出すといった感じとなります。ただ、新型コロナウイルス感染症の影響で費用や工期等がこれまでの計画通りにいくとは限りません。市議会としては、そのあたりを注視していかなくてはなりません。

③の紙屋町、八丁堀の再開発ですが、このほど、国の特区に指定され、容積率や建蔽率の緩和が行われました。このことにより、より大規模な施設の建設が可能となります。④の広島駅周辺も土地の用途変更により容積率や建蔽率が緩和される方向となっており、街並みが様変わりするとみられます。

今後、広島駅は南口が大規模に再開発されます。広島電鉄の路面電車が直接乗り入れる構造に変わり、紙屋町や八丁堀へのアクセスが向上します。また、この再開発に併せ、路面電車の路線が一部変更されます。紙屋町~市役所前~皆実町六丁目~稲荷町~紙屋町という循環ルートが創設されます。東京のJR山手線、大阪のJR環状線のようなものとなり、利便性が高まるのではないかと期待しています。④の広島駅と周辺の整備、路線の変更は2025年春を目標に進めていきます。

社会基盤整備は次世代への投資です。陸の玄関口の輸送力向上と都心部の魅力向上により、国際平和文化都市「広島」を多くの方々に堪能していただけたらと思います。

広島駅のイメージ図

路面電車の新路線