たいちの徒然日記たいちの徒然日記

元新聞記者むくぎ太一が
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2020年10月27日(火)

【広島市平和推進に関する条例(仮称)素案が固まる】 8月6日を静かに迎えるために 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)

こんにちは、広島市議会議員(安佐南区、自由民主党)・むくぎ太一(椋木太一)です。

広島市議会の政策立案検討会議が10月27日に開かれ、「広島市平和推進に関する条例(仮称)」の素案が固まりました。

この条例は、広島市が平和行政を行う際、最上位に位置するものとなります。行政は、この条例の理念・趣旨に基づき、平和推進に関するあらゆる政策を講じていくことになります。

この条例のポイントはいくつかありますが、中でも注目していただきたいのが、「平和記念日」に関する第6条1、2項です。(以下、条文を抜粋します)

(平和記念日) 第6条 本市は、…(略)…、毎年8月6日を平和記念日とする。 2 本市は、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式典を、市民の理解と協力の下に、厳粛の中で行うものとする。

近年、8月6日の平和記念式典でのデモ騒音が問題となっています。原爆で犠牲になられた方々の霊を静かに慰め、世界の恒久平和を祈る場を取り戻したいという市民の切なる声が高まっています。この条例が成立・施行すれば、広島市当局、市議会ともに平和記念式典の静謐な環境を確保することにより一層、取り組んで行かなければいけません。

なお、今後の流れは、市当局に素案を提示して意見交換をした後、議会に提案され、年度内の成立を目指すことになります。