広島市は「地域猫活動」を支援しています 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
こんにちは、広島市議会議員(安佐南区、自由民主党)・むくぎ太一(椋木太一)です。
広島市は「地域猫活動」を支援しています。
「地域猫活動」とは、地域住民の皆様(町内会・自治会)が主体となって、野良猫の不妊去勢手術など適切な管理をすることで野良猫の増加を抑え、住みよい地域づくりをする活動です。
広島県は平成23年度に犬猫の殺処分数が全国ワーストとなってしまったことから、全国的にも広がりを見せていた「地域猫活動」の普及に努めています。そこで、広島市は平成26年12月から、「地域猫活動」に取り組む町内会・自治会への支援を始めました。現在、広島市内約300の町内会・自治会が参加しているそうです。
主な支援策として、野良猫の捕獲器の貸し出しと不妊去勢手術を無料で行うことが挙げられます。一方、活動に参加する町内会・自治会は、地域住民の皆様に「地域猫活動」の周知(誤って飼い猫に不妊去勢手術しないため)や、野良猫の捕獲・手術前後の猫の搬入・手術後の猫をもといた場所に戻して定期的なエサやりなどの管理を行います。これは、猫の「縄張り意識」を利用したもので、手術で生殖能力がなくなった野良猫が元の場所にいれば、生殖能力を持つ他の野良猫がその地に入ってくることを防ぎ、野良猫を漸減させる効果があるとされているからです。
このたび、私の地元の連合町内会も「地域猫活動」に取り組むことになりました。この活動には、「フン・尿が臭い」「鳴き声がうるさい」「ごみが散乱する」といった様々な被害を減らす効果があります。さらに、地域住民が活動を通じて意思疎通する機会が増えるということも期待できます。地域コミュニティ活性化の側面でも積極的にPRしていきたいと思います。
広島市の皆様、お問い合わせは、広島市動物管理センター(082-243-6058)へお願いします。
また、広島市ホームページ(https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/77/188557.html)をご参照ください。
広島市の「地域猫活動」ガイドライン