たいちの徒然日記

こんにちは、広島市議会議員（安佐南区、自由民主党）・むくぎ太一（椋木太一）です。

広島市の平和行政の基本理念を示す「広島市平和の推進に関する条例（仮称）」の素案が１２月３日、市議会の政策立案検討会議から各会派幹事長に提示されました。

素案では、前文と全１０条で構成しています。前文は、昭和２０年（１９４５年）８月６日の原爆投下の事実や広島市民が困難を極めた実態、市民の復興への思い、そして、世界恒久平和を願い、平和推進活動を継続的に行う決意などが謳われています。

条文においては、広島市には平和推進の施策を講じる責務があること、市議会や市民には、その施策に関して活動するという役割を述べています（第３～５条）。
さらに、第６条２項では、「広島平和記念式典を厳粛の中に行うものとする」と規定しています。８月６日の広島平和記念式典で左派のデモ騒音で式典の静謐な環境が損なわれていますが、この問題に対処することが期待されます。

今後、各会派でこの素案について意見をまとめるなどして、来年２月定例会に提案される予定です。
※素案の前文、条文を掲載しますのでご覧ください。