広島市平和推進条例 第6条2項 平和記念式典「厳粛の中で」 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【広島市平和推進条例 第6条2項 平和記念式典「厳粛の中で」】
広島市議会の政策立案検討会議が5月26日に開かれ、「広島市平和推進条例(仮称)」に対する市民意見への回答作成に向けた議論が行われました。
本日は、第6条1項、2項への意見がテーマでした。
まず、1項は8月6日を「平和記念日」と規定するものですが、8月6日を「原爆の日」「原爆投下の日」とすべきだという意見が寄せられていました。
広島市の休日を定める条例(平成3年制定)で8月6日を休みに定めています。また、広島市休停日条例(昭和22年7月制定)で8月6日が「平和記念日」としての根拠となっています。こうしたことから、平和記念日が定着していることなどから、6条1項を設けたとしました。
また、2項は、市民の理解と協力の下に平和記念式典を厳粛な中で行うことを広島市に求めるものですが、「厳粛の中」という文言の削除や2項そのものの削除を求める意見も寄せられていました。
私は本日の政策立案検討会議で、①「令和元年6月議会で平和記念式典を厳粛な中で挙行されるよう協力を求める決議案を全会一致で可決していること」、②「6条2項はこの決議を実現するよう、市議会が広島市に対して求めていることの現れ」③「平和推進条例案は市議会が提案する条例であり、「厳粛な中」という文言や2項そのものを削除することは、この決議に反すること」などを指摘させていただきました。
政策立案検討会議で発言するむくぎ太一(椋木太一)