たいちの徒然日記たいちの徒然日記

元新聞記者むくぎ太一が
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2021年08月11日(水)

ウイグル人弾圧絵本「私の身に起きたこと」 広島市立学校へ寄贈いただきました 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)

こんにちは、広島市議会議員(安佐南区、自由民主党)・むくぎ太一(椋木太一)です。

中国政府による人権弾圧に苦しむウイグル人支援などに取り組む「利他利他有興会」(りたりたゆうこうかい)さんが、このほど、人権弾圧の実態を記した絵本「私の身に起きたこと」(清水ともみさん著)計221冊を、広島市立学校に寄贈されました。

この絵本は、1人のウイグル人女性が新疆ウイグル自治区内で受けた様々な人権弾圧を語るものです。中国がタクラマカン砂漠で行った核実験の影響を受けたウイグル人や薬物を使った非人道的な思想統制などを明らかにし、問題提起がなされています。

ウイグルの人々が知らぬ間に核実験の”被害”に遭っていたということは、被爆地・広島市の市議として、また、被爆3世として、決して遠い地域の話ではないと痛感しております。

本日8月11日、広島市教育委員会で贈呈式が行われました。寄贈に尽力された山路英男・広島市議をはじめとした多くの広島市議、広島県議、廿日市市議の皆様も出席されました。式では、利他利他有興会の安保智子代表理事が松井勝憲・教育次長に絵本を手渡しました。また、松井次長が松井一実市長の感謝状を読み上げました。

絵本は8月中に広島市立学校に届くということです。広島市の子どもたちが幅広い人権感覚を養えるよう、有効活用されることを願っています。

絵本「私の身に起きたこと」を松井勝憲次長に手渡す安保智子代表理事(左)