たいちの徒然日記たいちの徒然日記

元新聞記者むくぎ太一が
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2022年02月06日(日)

広島県コロナまとめ(1月7~2月6日) 97%超が無症状・軽症 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)

【広島県コロナ1か月集計(1月7日~2月6日】

1月7日に「まん延防止等重点措置」が広島県に適用されることが決まって以降、広島県と保健所政令市である広島市、呉市、福山市が発表する陽性判明者や症状別のデータをお伝えしてきました。

新型コロナウイルスの実態を覆い隠すかのごとく、報道等では「感染者数」がやたらとセンセーショナルに躍り、国民の皆様を誤誘導した挙句、様々な現場を疲弊させていると感じたためです。

広島市をはじめとする行政や各機関は、決して情報を出していないわけではありません。情報に"色を付ける"ことはしませんが(行政の主観は交えないということ)、判断材料はかなり提示しています。ただ、多くの皆様がこうした情報を能動的に引き出すことは困難を強いられます。まず、何がどこにあるのか分かりません。ですから、本来「社会の木鐸」であるべき報道が国民の安全・安心を担保すべく、適切な情報提供の懸け橋となるべきなのですが、お世辞にも機能しているとは言い難い状態にあります。

というわけで、1月7日から毎日、情報をアップしてきたわけですが、本日2月6日で1か月の節目を迎えました。陽性者数はもとより、症状別の傾向が分かるようにしていますので、参考にしてください。

手書きの数字だらけで見づらいかと思いますので、要点をいくつか箇条書きにしておきます。

・無症状+軽症が全期間で97%超を占める

・無症状10~13%、軽症83~87%

・中等症0・6~0・7%、重症0・01~0・02%

<結論>

・期間を通じて、無症状、軽症が圧倒的多数の傾向を示している。一方、「まん延防止等重点措置」は、経済活動に大きな制限を加えるものである。広島県の現状を踏まえると、自由と制限の観点から、均衡を欠いた感染症対策と言え、可及的速やかに解除すべきである。

・全体で1%程度の中等症・重症者に医療資源を重点的に投入する方向に転換し、一部の医療機関や保健所のひっ迫した状態を緩和すべきである。無症状・軽症が97%超の現状を踏まえれば、それが現実的な方法だ。

広島県のコロナまとめ(1月7日~2月6日)