【要警戒 9月に入り詐欺電話が多発 広島市内で】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【要警戒 9月に入り詐欺電話が多発 広島市内で】
こんにちは、広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)です。
9月に入り、特に広島市内で詐欺電話が多発しています。
市役所職員や警察官を騙り、還付金名目でATMで送金させたりクレジットカードを取ろうとしたりするものです。
高齢者宅が狙われていますので、周囲に警戒をお願いします。
主な事案と対策、注意点をまとめましたので参考にしていただければと思います。
【事案① キャッシュカードをだまし取る】
9月2日午後、広島市佐伯区楽々園、同区海老園の高齢者宅に、佐伯警察署員を騙る詐欺電話がかかってきた。
〇電話の内容
「佐伯警察署の××です。逮捕した犯人が、あなたの通帳とキャッシュカードを持っていました。今から自宅に伺います」
その後、警察官を装った犯人が高齢者宅に来て、キャッシュカードなどを騙し取る。
〇対策と注意点
・電話でお金やキャッシュカードの話が出たら詐欺を疑う。
・留守番電話設定と非通知拒否設定にする。
・相手の指示(「キャッシュカードを用意しろ」など)に従う前に、身近な人や警察署に相談する。
・他人にキャッシュカードを渡したり、暗証番号を教えたりしない。
【事案② 「名義貸し」は犯罪と脅して金をだまし取る】
広島県内の高齢者宅に、「老人ホームに入りませんか」「名義を貸してください」という詐欺電話がかかってきた。
〇手口
名義貸しを承諾したら、その後、「名義貸しは違法で逮捕される。解決金を用意しろ」などと脅され、金を騙し取られる。
※今年、同様の手口で、1件で1億円以上の被害が出ています。
〇対策・注意点
・身に覚えのない「××の権利がある」という電話は詐欺。
・「名義を貸して」「名義貸しは犯罪だ」も詐欺。
【事案③ 還付金名目の詐欺】
9月9日午前、安佐南区大塚3丁目の高齢者宅に、市役所職員を騙る男から、還付金名目の詐欺電話があった。その男は、電話の受け手をATMに誘導し、還付金の手続きを装って送金の操作をさせ、現金を騙し取ろうとした。
〇電話の内容
市役所職員を名乗る男は「3万5千円の還付金がある。通帳とキャッシュカードを持って銀行へ行ってください。近くのATMでも手続きできます」と電話で語った。
このケースでは、電話の受け手は最寄りのATMへ行こうとしたが、途中で詐欺を疑い、警察に通報して被害を防げました。
〇注意点
・役所などの公的機関や金融機関は電話で還付金の手続きの話をしない。
・還付金の手続きは、窓口での本人確認や申請書類の提出が必要で、電話やATMで還付金の手続きをすることはできない。
こうした詐欺電話はまだまだ後を絶ちません。だまし取ろうと、手を変え品を変えやってきます。とにもかくにも、見知らぬ人間からの電話でお金の話が出たら、詐欺だと心することが肝要です。
日頃からの注意をどうぞよろしくお願いいたします。
見知らぬ人間からの電話でお金の話が出たら詐欺を警戒