たいちの徒然日記たいちの徒然日記

元新聞記者むくぎ太一が
日々のできごとを
ホンネでつぶやきます

2022年10月09日(日)

<おしえて新解さん「注視」どうなるかと期待して見つめること>広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)

<おしえて新解さん「注視」>

こんにちは、広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)です。

ニュースで耳にする言葉にも、知っているつもりで詳しくは知らないことがあります。そこで、新明解国語辞典(愛称・「新解さん」)で意味を調べる「おしえて新解さん」シリーズ第3弾。

今回は「注視」について、新解さん(第三版)に聞いてみました。

『ちゅうし【注視】どうなるかという期待を持って、じっと見つめること』(745頁)

さらに、期待とは何でしょう?

『きたい【期待】〔ある事が起こるように〕心の中で待ち望むこと』(258頁)

最後に、見つめるとは何でしょう?

『みつめる【見詰める】特定の対象から目をそらさずに、それだけを見つづける』(1115頁)

以上より、「注視」は、「どうなるかと(ある事が起こるように)心の中で待ち望みながら、じっと対象から目をそらさずに見つづけること」となります。

今回、改めて調べるまでは、「注視」には何か積極的に行動する意味合いが含まれているものだと思いこんでいました。どうやら、この言葉には、能動的に何かを働きかけるようなニュアンスは含まれていないようです。字面や雰囲気で判断してはならないという教訓を得ました。

新明解国語辞典の注視