【広島市議会予算委員会<厚生>民生委員の担い手確保を】広島市議会議員・むくぎ太一
【広島市議会予算特別委員会<厚生>民生委員の担い手確保を】
広島市議会予算特別委員会は第2日目の2月28日、厚生関係の審査が行われました。
厚生関係では主に福祉や民生関係の予算案を審査します。この日は、生活保護制度や地域包括支援、児童相談所、成年後見制度など、多岐にわたるテーマで質疑が行われました。
私は、①高齢者支え合い事業②民生委員・児童委員ーーについて、地域コミュニティの再生・活性化の観点からも事業の促進や担い手確保の充実などを要望させていただきました。
政令市の広島市は県と同等の権限を有する一方、市民の皆様に最も近い「基礎自治体」という側面も持ちます。広島市議会議員であるということは、広島市を俯瞰して世界や日本における観点から論じられる力と、市民生活における諸課題に迅速に対応できる力とが必要とされると思っています。
これは、経済学でいう「マクロ」と「ミクロ」のようなもので、いずれが欠けては成り立ちません。予算特別委員会で連日行われる審査に臨むたび、政令市の議員として気が引き締まる思いがしています。
身の回りのことばかりでもいけませんし、天下国家ばかりを論じていてもいけません。予算特別委員会は予算案を審査する場ですが、私にとっては鍛錬の場でもあるのです。

予算特別委員会で民生委員の担い手確保を訴えるむくぎ太一