【とんどウィーク@沼田・三菱団地】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【とんどウィーク@沼田・三菱団地】
3連休最終日の1月8日、広島市安佐南区伴東の三菱団地で、無病息災などを願う新春の伝統行事「とんど」が行われました。
新型コロナの感染症法上の取り扱いが5類に引き下げられて初めての開催となり、これまでとほぼ同規模のものに戻ったこともあり、多くの人出でにぎわっていました。
一方で、行事を運営する方々の高齢化や次世代の担い手不足など、地域コミュニティの維持が年々難しくなっているということが話題の中心にくることが多いことを実感しました。
広島市は現在、地域コミュニティの活性化を重点施策の一つに掲げています。現時点である程度うまくいっている地域コミュニティは活性化する可能性がありますが、多くはそれ以前の段階に停滞しています。風邪をひいた人に頑張れと鼓舞しても頑張れないのと似たようなものです。
つまりは、こうした現実から目を逸らさず、「活性化」の前にまず「再生」が必要なのではないのかと思うということです。盛り上がっている地域がますます盛り上がり、本当にテコ入れが必要な地域が先細ってしまうと危惧する、2024年新春の今日この頃です。
広島市安佐南区伴東の「三菱団地」で開催されたとんど