たいちの徒然日記

【「厳粛な平和記念式典の開催」請願採択 広島市議会】

広島市議会の総務委員会は2月26日、「平和推進基本条例に即した厳粛な平和記念式典の開催について」（請願第12号）を、賛成多数で採択しました。

この請願は、8月6日の平和記念式典挙行中の左派デモ団体による騒音問題に対し、平和推進基本条例で明記された「厳粛な平和記念式典の開催」を実現するため、実効性のある対応を取るよう、広島市に求めるものです。

この日の総務委員会では、委員長を除く7委員が挙手による採決に加わり、賛成5、反対2で採択が決まりました。なお、反対は市民連合と日本共産党でした。

建設委員会が22日に原爆ドーム前の喧噪状態を解消するよう求める請願を賛成多数で採決しています。これで、8月6日の平和記念式典当日に、左派デモ団体によって生じる喧噪や騒音に対する請願がともに採択されたことになりました。

広島市議会は平和記念式典を厳粛に行うべきだという意思表示をしたわけで、ボールは広島市に渡った形になります。来年は被爆80年の大きな節目を迎えます。大多数の広島市民は”正常化”を望んでいるわけです。未来志向の平和へ向け、力強い一歩を期待しています。