【「広島市自衛隊協力議連」発足 広島、呉、江田島3市の合同研修会】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【「広島市自衛隊協力議連」発足 広島、呉、江田島3市の合同研修会】
広島市議会に「広島市自衛隊協力議員連盟」(会長=母谷龍典議長)が発足しました。
陸上自衛隊第13旅団の海田市駐屯地が安芸区に所在することもあり、広島市と自衛隊が相互理解を深めることなどを目的にしたもので、市議会議員有志が名を連ねています。
また、広島県には呉市に海上自衛隊呉地方隊が、江田島市に海自第1術科学校があり、両市それぞれ、「防衛議連」が活動されています。
そして、広島、呉、江田島3市の自衛隊関係議連が7月16日、呉市で合同研修会を開催しました。海自呉地方総監の二川達也海将が「時・時空を超えて」と題して講演し、自衛隊の果たす役割、将来像などを解説していただきました。
自衛隊は今年7月1日に創設70年を迎えました。中国の覇権主義による海洋浸出や北朝鮮、ロシアの核の脅威の増大など、日本を取り巻く環境は創設時とは大きく変化しています。また、隊員の充足率の低下や予算不足による装備の不足、老朽化といった実務的な課題も山積しています。
「攻撃させないことが我々の役目」ーー。これは、講演で二川海将が語った言葉です。まさに抑止力で自衛隊の存在意義、考え方そのものです。草の根レベルで自衛隊を下支えできるよう、議連活動を行っていきたいと思います。
合同研修会で講演する二川海将