広島市立学校の登校日Q&A 5月25日以降、回数・時間が増やせます 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
こんにちは、広島市議会議員(安佐南区、自由民主党)・むくぎ太一(椋木太一)です。
本日5月14日、新型コロナウイルス対策として全国に発令されていた「緊急事態宣言」が、東京都や大阪府などを8都道府県を除く39県で解除されました。残りの8都道府県は来週にも解除される見込みです。
緊急事態宣言の解除に先立ち、教育現場も徐々に再始動の兆しをみせています。広島市の市立学校は、5月18日(月)から登校日が順次始まります。校種、学年に応じて、週1~3回、2~3時間の教育活動が行われます(「広島市立学校の登校日について(5月12日)」をご参照ください)。このことは、すでに各学校から保護者へ登校日に関する案内がメールで通知されていますが、市民の皆様からいくつかご質問をいただいていますので、広島市教育委員会への取材をもとに、詳しくお伝えしたいと思います。
Q1 登校日の実施イメージがわきません。教えてください。
A 「3密」を回避するため、1教室(学級)20人以下となるようにすることを大前提とします。
例えば、1クラス40人であれば、20人ずつ2グループに分け、別々の日に登校します。1年1組のAグループ(20人)は月曜日、Bグループは火曜日にそれぞれ登校するということになります。
Q2 集団登校しているのですが、この班ごとの登校になりますか?
A 教室に入ったときに1学級20人以下することを目的としていますので、集団登校の班ごとという単位ではありません。例えば、班に2年生が1人で、登校日が2学年のみと設定されたなら、1人で登校することになります。
Q3 登校日設置の知らせが保護者に十分に伝わっていないように思います
A 今回の登校日設置については、各学校が5月12日に「緊急メール」でお知らせしました。登校日の詳細については、「本校(各学校)ホームページへ」というリンクをつけていました。
Q4 今後はどうなるのでしょうか?
A 登校日設置から2週目にあたる5月25日(月)から、各学校の判断により、設定回数(日数)・活動時間ともに柔軟に増やせるようになります。
先月下旬に突如、「9月入学」という話が出て、教育現場やご家庭で混乱を招いているところもあります。「Q4」でお伝えしたように、広島市教育委員会は2週にかけて登校日を活用することで6月の早い時期での授業再開を目指しています。冒頭に申しましたように、緊急事態宣言が解除され、徐々にではありますが光が差し込んできています。決して気を緩めるわけにはいきまんが、ここまで頑張ってきている子どもたちの未来のためにも、もう少しふんばっていきましょう。