三原市、安芸高田市、両市長選告示 河井夫妻事件で市長辞職 失地回復への試金石 広島市議会議員・むくぎ太一
こんにちは、広島市議会議員(安佐南区、自由民主党)・むくぎ太一(椋木太一)です。
昨夏の参院選を巡る、前法相・河井克行衆院議員(広島3区)・妻の河井あんり参院議員(広島選挙区)による公職選挙法違反事件(買収)で、現金を受領したとして市長が辞職した広島県三原市、同県安芸高田市の両市長選が8月2日、告示されました。三原市は4新人、安芸高田市では2新人による戦いとなっています。投開票日は8月9日です。
私は、三原市長選に立たれた、おかだ吉弘(岡田吉弘)候補(35)(自民推薦)の出陣式にうかがいました。自民党広島県連会長の宮澤洋一参院議員や湯崎英彦広島県知事、多くの三原市議会議員の皆様が駆けつけていました。また、元三原市長でもある溝手顕正前参院議員が応援されています。出陣式では、宮澤会長は河井夫妻事件に触れ、「言語道断」と強調。湯崎知事は「世代交代を」と訴えかけました。おかだ候補は「市民のための市政を」としがらみのなさをアピールされました。
この2市長選は、通常の選挙とは意味合いの違うものとなっていると思います。いうまでもなく、「政治とカネ」にまつわる河井夫妻事件で、広島は両市を含めて、大混乱に陥り、住民の皆様の信頼を完全に失ってしまいました。両市政の失地回復はもとより、広島ひいては日本のこの先を見据える上で非常に重要な選挙戦になるからです。
おかだ吉弘・三原市長候補の事務所
溝手顕正前参院議員(右)とむくぎ太一