ピースボートのクルーズ船 広島港に8か月も係留・停泊 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
こんにちは、広島市議会議員(安佐南区、自由民主党)・むくぎ太一(椋木太一)です。
10月12日現在、ピースボートのクルーズ船「オーシャンドリーム」は広島港に8か月近くも係留・停泊しています。
10月21日午前9時から23日午前9時まで、広島港の宇品岸壁に着岸する予定です。船員の食糧補充、給水、ごみの搬出などの作業によるものです。
今年2月初旬、日本で新型コロナウイルスが感染拡大し始めた今年2月初旬、オーシャンドリームは横浜港に入港し、その後、神戸港を経て2月20日に広島港に入港しました。本来は、神戸港から中国のドックに入り、船体修理を受ける予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中国当局から入港拒否を受けたため、広島港に来たのです。
クルーズ船は、「ダイアモンドプリンセス」「コスタ・アトランチカ」で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生しました。オーシャンドリームには現在、乗員数十人だけで乗客はいません。しかし、いつ何時、クラスターが発生するか分かりませんし、発生しないとは言い切れません。発生した場合、リスクを負うのは広島県民、広島市民となります。
港湾管理者は広島県、広島港は広島市に存在します。再三指摘していますが、現在の法律では、両自治体がこの問題に対処することは極めて難しい状況です。つまり、国が対処しないとならない問題なのです。