広島市の将来像「200万人広島都市圏構想」→「特別自治市」 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
こんにちは、広島市議会議員(安佐南区、自由民主党)・むくぎ太一(椋木太一)です。
広島市議会の決算特別委員会分科会(総務関係)が15日に開かれました。
私も質疑に立ち、昨年度の予算の執行状況や事業の成果・課題、将来の展望などを問い提案をしました。
4点質問し、地域コミュニティの活性化(町内会加入率の向上など)や防災・減災(「避難誘導アプリ」運用実績など)といった、広島市民の皆様に身近なことから、広島市の将来像(「200万人広島都市圏構想」「特別自治市」)をどのように描いているたといったことまで幅広く取り上げました。
今月12日に「大阪都構想」の住民投票が告示されました。これは、政令指定都市である大阪市を廃止し、4特別区を新たに設置するものです。この構想の賛否はさておき、政令指定都市を含む「大都市制度」について議論される契機になるのではないかと捉えています。
政令指定都市の市長でつくる「指定都市市長会」は2010年に現在の政令指定都市に変わる「特別自治市」の構想を提案しています。「国・県・市」の枠組みから、国から特別自治市にダイレクトにやり取りできる権限を移すのが大きな特徴です。
広島市も「特別自治市」を目指しています。その前段に、「200万人広島都市圏構想」を構えています。広島市の周辺自治体で都市圏を形成し、ともに発展していこうというものです。ある程度、この都市圏構想で下地を作り、「特別自治市」への気運を高めていくことも狙っています。
分科会に臨むむくぎ太一