「子ども安全の日」 広島市小１児童殺害事件から16年 広島市議会議員・むくぎ太一（椋木太一）
【「子ども安全の日」 広島市児童殺害事件から16年】
本日11月22日、2005年（平成17年）に広島市安芸区で起きた児童殺害事件から16年を迎えました。改めて、犠牲となった児童のご冥福をお祈り申し上げます。
この事件を受け、広島市は毎月22日を「子ども安全の日」と定め、子どもたちの安全確保のための各種取り組みを行っています。私の地元の広島市立祇園小学校では先日、児童たちにこの事件についての話があり、下校時には全員で見守りをしました。
子どもたちの安全確保を目的とした「安全の日」は、全国各地で展開されています。奈良市では2004年11月の児童誘拐殺害事件を受け、毎月17日を「子ども安全の日」に定めています。また、大阪府は2001年6月に起きた児童無差別殺傷事件を受けて、毎年6月を「子どもの安全確保推進月間」に定めています。
これらはいずれも、2000年代初頭に無辜の児童たちが犠牲になったことをきっかけとしたものです。こうしたことから、「安全・安心」への意識が高まり、各地の取り組みは現在につながっています。