広島競輪再整備・運営 事業者予定者決まる 自転車の聖地へ 2025年4月リニューアル予定 広島市議会議員・むくぎ太一
【広島競輪再整備・運営 事業者予定者決まる 2025年4月リニューアル予定】
広島競輪場(広島市南区宇品海岸)の再整備・運営事業に関し、広島市は1月7日、事業予定者として競輪車券販売などを手がける「株式会社チャリ・ロト」(本社・東京都品川区)を選定したと発表しました。
広島競輪場の再整備・運営事業では、業務委託先を選ぶ過程で提案型の選考(プロポーザル方式)が行われ、広島市競輪運営委員会が参加2社の中から同社を予定者とする答申がありました。これを受け、広島市は本日、同社を選定しました。
バイシクルモトクロス(BMX)やスケートボードといった都市型スポーツ(アーバンスポーツ)の施設を再整備し、かつ、競輪を融合させ、乗り物全般のスポーツの都市公園「アーバンサイクルパークス広島」を目指します。
施設は、家族などでくつろげる公園、競輪バンク、アーバンスポーツ施設、駐車場とBMXレース会場の4エリアに分け、来場者のニーズに応えます。
具体的な施設として、BMX施設、キックバイクや遊具を設置した子どもエリア、3オン3コート、各種イベントが開催可能な芝生広場、レストランやカフェなどが想定されています。
2022年度に設計を始め、2023年1月から解体・再整備に取りかかり、2025年4月のリニューアルオープンを予定しています。広島市の解体費の負担額は約12億円(上限約16億円)となっています。
広島競輪場の再整備後のイメージ
広島競輪場の再整備後のイメージ