たいちの徒然日記たいちの徒然日記

元新聞記者むくぎ太一が
日々のできごとを
ホンネでつぶやきます

2022年01月16日(日)

とんど 祇園・安神社 番外編 「安全・安心」を守るということ 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)

【とんど 祇園・安神社 番外編】

とんどでは大量のお守りや破魔矢などを燃やします。次々に物を投げ入れるわけですが、矢倉の内部は蒸し焼き状態です。

そこで、消防団が登場します。トビのくちばしに似た道具「とび口」を駆使し、燃焼物を崩して燃えやすくします。

耐火服や耐火シールドをしていますので、ある程度対処できます。ただ、服やヘルメットの内側はかなり高温で、時折、汗がドバーっとあふれます。体力の消耗は半端ありません。

本物の火災現場なら、さらに過酷な状態です。改めて、消防士の皆様に敬意と感謝の気持ちを示したいと思います。

わが国には、消防士のほか、警察官、自衛官、海上保安官などなど、国民の「安全・安心」を守るため、日夜、激烈な現場で任務を遂行してくださる方々がいらっしゃいます。

ところで、俺は現場で皆様を守れているのかーー。熱さで頭がぼんやりなりながら、とび口をひと振りする度にそんなことを自問自答し、燃焼物と格闘していたのです。

安神社で行われたとんどで、消防団員として警戒にあたるむくぎ太一