たいちの徒然日記たいちの徒然日記

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2022年01月21日(金)

消防団員確保に新たに2制度導入へ 「機能別団員」「消防団サポーター」 2022年4月から 広島市議会議員・むくぎ太一

【消防団員確保に新たに2制度導入へ 「機能別団員」「消防団サポーター」 2022年4月から 広島市】

広島市議会消防上下水道委員会が1月21日に開催され、消防団員確保に向け、新たに「機能別団員」、「消防団サポーター」の制度を導入することが提示されました。

この2制度の概要をお伝えします。

(1)「機能別団員制度」

平日の日中に限定して消防団活動に携わる団員です。

近年、消防団員に占める会社員の割合は7割近くに増えています。会社員は平日日中は居住地から離れた場所で働いていることが多く、いざ火災等が発生した際に出動がままならない状態となっています。火災の半数は、会社員の多くが勤務する午前9時から午後5時頃に発生しており、平日日中の団員確保は喫緊の課題となっています。

こうしたことから、おおむね65~70歳程度の消防職員OBや消防団OBを対象にした機能別団員制度を導入し、平日日中の要員確保を狙います。

(2)「消防団サポーター制度」

18歳以上の学生を対象に「消防団サポーター」として登録してもらい、大規模災害時等に土砂の撤去や土嚢つくり、飲料水の準備といった後方支援活動に携わってもらいます。

消防団員の活動を間近に見ることで興味を持ってもらい、将来的には消防団への入団を期待したものです。

学生は居住地か通学先の行政区でサポーターとして登録し、種々の研修を受けた上で、活動に参加することになります。一定の謝礼金もあります。

機能別団員制度の資料

消防団サポーター制度の資料

消防上下水道委員会で発言するむくぎ太一