【「安倍元総理の国葬中止を求める意見書案」賛成少数で否決 広島市議会】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【「安倍元総理の国葬中止を求める意見書案」賛成少数で否決 広島市議会】
こんにちは、広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)です。
広島市議会は9月15日に開会しました。28日まで14日間の日程で補正予算案などが審議・審査されます。
本会議初日の15日、「安倍晋三元内閣総理大臣の国葬中止を求める意見書案」が提出されました。日本共産党や、市民連合、趣旨説明を行った馬庭恭子議員(無党派クラブ)らが同調しましたが、賛成少数で否決されました。私は当然、意見書案に反対しております。
この意見書案や趣旨説明の内容は、テレビのワイドショーや左派メディアが展開している”反国葬論”そのものと言えます。また、主要な部分で事実関係を間違っていたり、客観性を欠いた論拠を基に主張が繰り返されたりしています。
これでは、国益を損なうばかりです。事実関係の間違いなどを分かる範囲で指摘、修正してみました。”反国葬”運動がどれほど、でたらめで空虚なものかお分かりだと思います。ぜひ、ご参考にしてください。
①、③:内閣設置法(平11・法89)第4条3項33号
②:内閣設置法は1999年(平成11年)公布。国会での法案の審議を経て、同法により内閣(行政権)に決定を委ねることになった。つまり、国民は間接的に決定に関与していることになる仕組み。
④:「反対の意見が多い」根拠が極めてあやふや。
⓹「(国葬の開催が)国民に何らかの行動を義務づけたり、法律上の権利義務を形成したりするとは認められない」=東京地裁判決(9月9日付)
最後に、7月8日の安倍晋三・元首相銃撃事件以降、世の中が全体的に冷静さを失っているように感じます。特に、左派陣営を中心にした感情論むき出しの様子は、常軌を逸しているように感じざるを得ません。
賛成少数で否決された「安倍晋三元内閣総理大臣の国葬中止を求める意見書案」