たいちの徒然日記たいちの徒然日記

元新聞記者むくぎ太一が
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2022年09月15日(木)

【「安倍元総理の国葬中止を求める意見書案」デタラメな趣旨説明】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)

【「安倍元総理の国葬中止を求める意見書案」 間違いだらけの趣旨説明】

こんにちは、広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)です。

広島市議会は9月15日の本会議で、「安倍晋三元内閣総理大臣の国葬中止を求める意見書案」を賛成少数で否決しました。

意見書案を議会に提出する際、意見書案の趣旨を議場で説明する機会が与えられます。この日も趣旨説明が行われました。

では、ざっと書き起こしたものを参考に、事実関係などの誤りを指摘・修正してみましょう。「国葬反対論」が、事実関係の間違いや思い込み上に立てられた”砂上の楼閣”であること実感していただけると思います。

※〇数字は画像をご参照ください

①:安倍元総理が銃撃を受けたのは7月8日午前11時30分頃

②,③,⑨,⑩:内閣設置法第4条3項33号

④:国の儀式なので国費を投じるのは当然

⓹1999年に内閣設置法が公布されるにあたり国会で審議され、かつ、同法は国葬儀などに関する決定を内閣に委ねている

⑥「国の儀式並びに内閣の行う儀式及び行事・・・」(内閣設置法第4条3項33号)とあり、天皇・皇后両陛下の葬儀(大喪の礼)に限っていない。

⑦,⑧:「すべての予備費の支出については、内閣は、事後に国会の承諾を得なければならない」(憲法第87条2項)=予備費そのものを予算計上するには国会の議決が必要だが、議決を得た予備費の支出は事後承認でOKということ。

いかがでしたか。日本の将来のため、もう少し冷静になる必要があります。台湾有事、北朝鮮による核の脅威、拉致問題、新型コロナ関連・・・、悠長にむだな時間を過ごす余裕はないのですから。

意見書案の趣旨説明(書き起こし版)