【特別自治市の通称を「特別市」に 政令都市市長会】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【特別自治市の通称が「特別市」に 政令都市市長会プロジェクト】
こんにちは、広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)です。
新たな大都市制度として期待される「特別自治市」制度について、政令都市市長会の「多様な大都市制度実現プロジェクト」はこのほど、同制度の通称を「特別市」として、認知度向上や法制化への気運醸成を図る取り組みを始めました。
「特別自治市」は”自治”という言葉の響きから、中国の自治区や国から独立した治外法権的な地域になるのではないかといった誤解や疑念が生じやすく、機運醸成や理解の妨げになっているのではないかと市議会で指摘し、制度の名称を工夫してほしいと要望もしていました。
特別市は決してそのような治外法権的な自治体になるものではなく、「国ー県ー市町村(政令市含む)」という地方の二重構造から、「国ー特別市」というシンプルな構造に組み立て直すものです。また、現行の政令市をなくすわけではなく、あくまで、特別市という選択肢を増やすものでもあります。
広島市の人口は約120万人で、大分県と同程度の規模です。新型コロナ対策では、地方の二重構造の弊害を思い知らされました。こうした弊害は感染症対策に限りません。政令市が現場力と規模の力を発揮し、市民益を高めるものにするには、特別市という新たな大都市制度が求められています。
どうぞ、「特別市」をよろしくお願いいたします。
特別市をアピールするチラシ