【「Colabo」問題 不適切な経費計上認める 東京都監査委】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【「Colabo」問題 不適切な経費計上認める 東京都監査委】
東京都監査委員は1月4日、虐待などを受けた若年女性の支援事業に取り組む一般社団法人「Colabo」(コラボ)が、都から受託した事業料について一部不適切な経費計上があったとして、都に再調査を命じました。委託料に過払いがあった場合、返還することになります。
これは、いわゆる「Colabo」問題としてSNS上でかなり注目を集めています。「Colabo」側がSNS上で名誉棄損されたとして男性を訴えたり、男性側が住民監査請求したりと燃え上がっています。
論点が多岐にわたるため、問題の核心どころか、そもそも何が問題なのかすらか分かりにくくなっています。議員として見た時、「公金とNPO法人や民間団体」、はたまた、「行政とNPO法人や民間団体」との関係性やあり方が問われているのではないかと思っております。
広島県では昨年12月、教育長と親交のあるNPO法人「パンゲア」に委託した2事業が、外部調査で官製談合防止法違反などが認められると報告されました。また、2019年秋の「ひろしまトリエンナーレ」のプレイベントでは、表現の自由の名のもとに公金を使った反日プロパガンダが展開されていました。
公金ゆえ規律性や緊張感が求められます。「Colabo」問題や上記案件などを”他山の石”として、広島市を足元から見つめ直したいと思っています。