【広島市議会 北海道視察最終日「エスコンフィールド」】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【広島市議会「自民党・市民クラブ」 北海道視察最終日「エスコンフィールド」】
広島市議会の最大会派「自民党・市民クラブ」(14人、山田春男会長)の北海道視察は、最終日の8月25日、北海道北広島市役所で、プロ野球・日本ハムファイターズの本拠地である「エスコンフィールド」を中核とした「ボールパーク構想」について意見交換をさせていただきました。
日本ハムファイターズは今季から、札幌ドームからエスコンフィールドに本拠地を移しました。移転の経緯や北広島市さんの思い、戦略などを聞かせていただきました。
広島市では、サンフレッチェ広島の本拠地である新サッカースタジアムが2024年春にオープンします。旧広島市民球場跡地など周辺区画を含めた一体的な開発によって、にぎわい創出が期待されています。北広島市さんの「ボールパーク構想」は、競技こそ違いますが、方向性が似ていると感じました。
エスコンフィールドでは年間70試合開催されるということで、試合がない日にどうやって来場者数を確保するかが目下の課題ということでした。また、北海道は冬季の雪をどう来場に結び付けるかもテーマとなります。開業初年度ですのでこれからが山場となるでしょう。
翻って、新サッカースタジアムも試合のない日の取り組みがにぎわい創出の命運を握ります。プロ野球よりも稼働日が少ないわけですから、なおのこと平素の仕掛けが重要性を増します。1年先に開業した北広島市さんの動向を注視し、また、連携しながら、スタジアム周辺の活性化を創出していく必要性も感じました。
最後に、北広島市はその名の通り、広島の先人が北の大地にわたり、開拓した歴史があります。また、クラーク博士は北広島の馬上から、「青年よ、大志を抱け(Boys be ambitious)」の言葉を叫んだとされています。開拓の精神あふれる北広島を訪れ、スタジアムを含め、広島市、会派が一体となって施策を推進し、広島を切り拓いていかねばと心新たにした次第です。