【「中筋温品線」2028年度めどに新橋架橋】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【「中筋温品線」2028年度めどに新橋架橋】
広島市安佐南区と安佐北、東区を結ぶ都市計画道路「中筋温品線」(全長8・0キロ)は現在、1工区(1・3キロ)が安佐南区中筋、東野で整備が進んでいます。
このほど、1工区の整備に含まれる安佐南区東野3丁目と安佐北区口田南1丁目に架かる新橋の概要が示されました。
まず、中筋温品線とは、祇園新道(国道54号)の中筋1丁目交差点から東に延びて新橋を経由し、安佐北区口田南、東区温品周辺を結ぶ計画の幹線道路です。
1工区は中筋、東野~口田南の1・3キロ区間で、2000年度に着手しました。用地取得は面積ベースで85%ほど進んでおり(8月末現在)、中筋、東野側は太田川堤防近くまで伸びています。
今後、整備が始まることになる新橋は、暫定片側1車線(幅員14メートル)で両側に歩道が備わっています。川上の安佐大橋と川下の安芸大橋の間に位置します。新橋を渡れば、アストラムラインの下を走る幹線道路「広島新交通1号線」につながることから、安佐北区から安佐南区沼田方面へのアクセス性が向上することでしょう。
また、中筋温品線が全線開通すると、広島新交通1号線や草津沼田線などを含めた「環状型道路」が形成されることとなり、渋滞の緩和や流動化が期待されています。
新橋整備に伴い、安佐南区側の太田川堤防周辺では大規模工事が想定されます。地元の皆様や通行される皆様のご理解が得られるよう、丁寧な説明、細やかな意思疎通を図ることを要請しています。どうぞ皆様、よろしくお願いいたします。
中筋温品線1工区の位置図
中筋温品線の新橋のイメージ図
中筋温品線の新橋のイメージ図
中筋温品線1工区の整備状況(安佐南区東野の太田川堤防から中筋方向を望む)
新橋が整備予定の安佐南区東野の太田川堰堤から安佐北区口田南を望む