【広島市議会 2022年度決算特別委員会 総括質疑その1】ー色覚特性対応チョーク、全ての広島市立学校で導入達成ー
【広島市議会 2022年度決算特別委員会 総括質疑その1】
ー色覚特性対応チョーク、全ての広島市立学校で導入達成ー
広島市議会は2022年度の決算を審査する「決算特別委員会」が始まりました。審査初日となる10月6日、広島市政全般の決算ついて審査する「総括質疑」が行われました。
私は、広島市のバリアフリー・ユニバーサルデザインに関する施策について質問に立ちました。
委員会は一問一答形式で行われるため、細かい応答は割愛し、質疑のポイントをお伝えします。
①色の見え方に特性のある児童・生徒も色を識別しやすいチョーク(色覚特性対応チョーク)の2022年度の導入状況は?
⇒2022年度で全ての市立学校に色覚特性対応チョークを導入完了
広島市議会議員に初当選させていただいた直後の2019年6月議会で、色覚特性対応チョークの導入推進を要望。当時、小学校が46%、中・高校は40%前後の導入率でしたが、3年で100%となりました。
②「ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)」の全市的な積極導入を要望させていただきました。
UDフォントとは、一般的に多くの人に読みやすいとされる書体で、読み書きに困難さが見られる発達障害の方々へのサポート手段としても利用されています。文書作成ソフト「ワード」にも備わっており、広島市民が目にする機会の多い申請書やパンフレット等にも積極的に使ってはどうかと提案しました。
ユニバーサルデザインフォントを使って作成された「こども療育センター」のパンフレット
明朝体とユニバーサルデザインフォントの比較
北部こども療育センターでのユニバーサルデザインフォントの使用例