【広島市安佐南区祇園で死亡交通事故】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【広島市安佐南区祇園で死亡交通事故】
10月27日午前7時頃、広島市安佐南区祇園5の市道「長束八木線」で、信号機のない横断歩道を歩行中の女性が車にはねられて亡くなる事故がありました。
ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
現場付近では2018年に高齢女性が車にはねられて亡くなっています。2022年春には片側2車線に増え、歩行の危険性が高まったと指摘されていました。信号機設置の要望が出続けていたものの、この時、歩行者が中央分離帯で待機できる「島式」の横断歩道となったという経緯があります。
「島式」になって以降も、見通しが良く速度が出やすい、車が途切れず(止まらず)渡れない、といった危険性や不安を訴える声が後を絶ちません。実際、安全確保のため信号機の設置要望等も出続けています。
事故に対する予見可能性が高い状況での今回の事故で、私自身、防ぎきることができなかったことが申し訳ない気持ちでなりません。自分の無力さを恥じ入っています。
私ができることは、これ以上、被害を出さないようにすることです。広島県警安佐南署や広島市の担当部局には、これまでのいきさつや地元住民の思い、今後の展開などに関して意見交換をし、安全性を確保する対策案などを地元とともに検討するよう話してきました。
これまで、「安全・安心」と言ってきましたが、改めて、この言葉の重さを痛感しています。自分のできる範囲で、広島市民の皆様の「安全・安心」を追求していくことが亡くなられた方への追悼だと胸に刻み、最重要課題と位置付けて具現化して参ります。
現場周辺から北方向を臨む
「島式」の横断歩道から北方向を臨む