【広島市議会建設委員会 県外視察第3日 福岡市・都市高速環状化】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【広島市議会建設委員会 県外視察第3日 福岡市・都市高速環状化】
広島市議会建設委員会の県外視察第3日は11月16日、福岡市で「都市高速環状化」について学びました。
福岡市内には「福岡都市高速道路」が6路線(総延長59・3キロ)通っています。うち、5号線と1、2号線の一部(計34・5キロ)が「環状線」として主に福岡市の西部を巡り、市街地の渋滞緩和の一端を担っています。
また、環状線は福重ジャンクションで西九州道自動車道と、月隈ジャンクションから2号線経由して九州道と接続しており、九州の”交差点”のような役割も果たしています。
環状線化により、利用者が10%も増えた区間もあるということでした。元福岡市民として、環状線の延伸をつぶさに見てきただけに、効果は手に取るように分かります。
広島市は今年度、広島都市高速4号線と山陽道との接続に向けて一歩を踏み出しました。先が長い事業ですが、必ず成し遂げなければならないものだと認識しています。
さらに、コマ切れになっている各路線の接続を目指す必要性も感じています。高速道路には利便性向上という役目もありますが、有事の際の避難路になるなど、防災減災の側面もあります。こうしたことも含め、長いスパンで都市高速整備に理解いただけますと幸いです。
福岡都市高速の路線図
環状化の効果
環状化の効果