【広島市議会建設委員会、8月6日デモ騒音関連の請願を採択】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【広島市議会建設委員会、8月6日デモ騒音関連の請願を採択】
平和記念式典中のデモ騒音問題で、広島市議会建設委員会は2月22日、式典当日早朝の原爆ドーム前の騒乱状態を解消するよう求める請願を、賛成多数で採択しました。
委員長の椋木を除く委員8人で採決し、賛成7、反対1となりました。もちろん、私は心の中では賛成でした。
請願とは、国民・市民が国や自治体に対して要望や要請、意見などを文書を通じて行うことで、憲法16条で保障された権利・行為です。そのため、市議会が請願を採択することの意義は大きく、自治体(広島市)は要請されたことを実行することが求められてきます。
このたび建設委員会が採択した請願第13号は、8月6日の早朝、デモ団体が、広島市管理の公園内である原爆ドーム前を実質的に占拠し、拡声器等で集会同様の行為をしたうえ、公園の使用の妨げになっていることから、公園条例に基づき、騒擾状況を解消するよう求めるものです。
市民連合が従来どおり、デモ団体との対話で解決を求めべきとして反対しましたが、その他の委員は式典を厳粛な中で挙行したいという皆様の思いを受け止め、委員会として採択という明確な意思表示をしました。
今後、広島市には公園条例の適用を含めあらゆる方策を尽くし、8月6日の"正常化"を図ることが求められます。請願の採択に満足することなく、引き続き、式典の正常化に向けて取り組んでまいります。
賛成多数で請願を採択した建設委員会
建設委員会に付託された請願第13号