マンU対リバプール ユニホームの色が・・・ カラーバリアフリーの重要性 広島市議会議員・むくぎ太一
【カラーバリアフリーの重要性】
今年1月に行われたサッカー・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド対リバプールで、両チームのユニフォームが見分けづらいとSNS上で苦情が殺到したそうです。
この一戦、マンUは「深緑」の特別ユニフォーム、リバプールは「赤」で行われました。
私、色弱なのですが、確かに区別がつきにくいです。試合会場が全体的に暗く選手が汗をかいているので、ともに「濃い茶色」や「黒」に見えてしまいます。動きが速いため、瞬時に区別することが難しく、別の色のユニホームを着用しているゴールキーパーを除くフィールドプレーヤー20人が入り乱れているような状態です。中には、金レオンのように、芝生と「同化」してしまっている選手もちらほらいます。
ハザードマップや路線図のように、公共性の高いものには色弱者への配慮を施したカラーバリアフリー化が進んでいます。しかし、プレミアリーグという世界規模のサッカーリーグでも、このようなことが起こりうるのです。カラーバリアフリーを浸透させていく必要性を感じました。
マンU対リバプールの一コマ。ユニホームの識別がしにくく、カラーバリアフリーの重要性を感じる