【広島市議会予算特別委員会<文教・小学校整備>質疑要旨】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【広島市議会予算特別委員会<文教・小学校整備>質疑要旨】
広島市議会の予算特別委員会は7日に総務関係の質疑が行われ、6分野での質疑が終了しました。
このたびの予算特別委員会で、私は「文教」「厚生」「建設」の3分野で登壇しました。
それぞれの質疑の要旨をお伝えします。
1)小学校整備について
(1)祇園小学校校舎増改築について
Q:広島市内屈指の大規模校である祇園小学校は老朽化に加えて児童数の増加に伴い教室不足とプレハブ校舎建設によりグラウンドが手狭になっている。そうしたことを背景に、校舎の増改築が行われるということだが、令和5年度予算案で計上された8899万円で何が行われるのか教えてほしい。また、増改築事業が始まった令和3年度からの取り組みを踏まえて教えてほしい。
A:令和3年度は改築する校舎の規模や配置等の基本計画に取り組み、令和4年度は基本設計・実施設計に着手、地質調査も行った。令和5年度は、校舎の実施設計とともにグラウンド整備の実施設計にも取り組む。
Q:これまでの調査等で遺構が発見されたり地盤が工事に適していないといったことがあるか。
A:2023年2月に建設予定地で3か所のボーリング調査を行った。遺構が発見されたり、著しい軟弱地盤であるといった報告はない。
Q:祇園小学校がある場所は標高が低く、これまで浸水被害に遭っている。新校舎はどういった浸水対策をお考えか。
A:災害時に避難所として機能するよう、受変電設備を2階以上に設置するといった対策を検討中だ。
Q:増改築工事によって児童たちに様々な負担がかかる。どのように配慮していこうとお考えか。
A:グラウンドと工事エリアを区切る仮囲いを工程に応じて適宜移動するなどしてグラウンド範囲を可能な限り広げ、運動や遊びの場を確保する。工事は、誘導員の配置や登下校時の時間帯に重ならないように対応する。
Q:増改築に関する情報を地域住民らに周知徹底して平穏無事に完成を迎えたい。
A:情報提供の重要性を認識している。PTA会や学校運営協議会、掲示板やポスティングなどにより丁寧に周知していく。
予算特別委員会・文教関係で質疑するむくぎ太一