【広島市議会予算特別委員会<文教・不登校対策>質疑要旨】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【広島市議会予算特別委員会<文教・不登校対策>質疑要旨】
広島市議会の予算特別委員会は7日に総務関係の質疑が行われ、6分野での質疑が終了しました。
このたびの予算特別委員会で、私は「文教」「厚生」「建設」の3分野で登壇しました。
それぞれの質疑の要旨をお伝えします。
2)不登校対策の推進について
(1)不登校児童生徒適応指導教室(ふれあい教室)の運営について
Q:不登校児童生徒適応指導教室(ふれあい教室)とはどういうものかお教えください。
A:不登校児童生徒の社会的自立を目的とした学習活動やグループ活動をする学校外の施設。現在、市役所北別館、安佐北区総合福祉センター、佐伯区役所、こども療育センター愛育園にそれぞれ設置されている。
Q:広島市内に4か所設置ちされているが利用状況を。
A:令和3年度は192人が利用している。過去5年間で増加傾向にある。学校外に学びの場を求めていることや、「登校という結果のみを目標とするのではなく、社会的に自立することを目指す」ということを示した「教育の機会確保法」の趣旨が浸透してきていることが要因とみている。
Q:2023年度に広島市内で5か所目となる「ふれあい教室」が安佐南区に設置されるが、それはどこになるのか。
A:安佐南区の祇園出張所内にある安佐准看護学院が2023年5月に安佐医師会病院に移転することに伴い、同学院が使用していたスペースに「ふれあい教室・安佐南」が新設される。
Q:2023年度、ふれあい教室の運営として6049万円が計上されている。どういったことに用いられるのか。
A:相談員・指導員の人件費として4609万円を計上している。その他、教室の管理費として1440万円を計上している。
Q:祇園出張所にふれあい教室が設置されることを周知してほしいが、どのようにされるのか。
A:年度当初の案内に新設を情報として入れている。このほか、市の広報紙やホームページ等で積極的に周知していく。
予算特別委員会・文教関係で質問するむくぎ太一